現状確認

・・・まさか、数学の課題、レポート用紙に書かないといけないなんて、知らなかったんだ・・・ｗｗ
で、大問が１９まであって、とてもおわりそうにないなんて、口が裂けてもいえないorzｗｗ
まあ、留年しないように二日徹夜で頑張りますよ・・・
死なない程度に。

とりあえず愚痴が言いたいだけなので、今日はこれだけで（ぇ
ではでは～。

僕は今、かなり機嫌が良かった。
何が、と言われれば、今から起きることが関係している。
でも、少し僕にも限界が来そうだった。
これから起こすことに、自分の心が躍り狂っているようだ。
なんとか理性で縛り付けている鎖を鳴らし、はやく、はやくと僕をせめぎたてる。
ああ、落ち着いてよ、僕の心。
今この場で僕の素を見せるわけにも行かない。
一瞬の快楽の為に、これからの楽しみをつぶしてしまうのは勿体無い。
一匹とたくさん。どちらを選ぶか、といえば勿論後者に決まっている。
どうせ（・・）ならたくさんの方がより楽しいに決まってる。
そう、もうすぐ。もうすぐだから、今は落ち着いて。

「フィフス、顔色が悪いようですが、大丈夫ですか？」
今乗っているヘリのパイロットが、僕に声をかけてくる。
よほど、僕は楽しみにしているらしい。これから起こる出来事を。
「ああ、大丈夫ですよ。少し、酔っただけですから。」
そう、少し酔っただけ。
食前酒でも軽く飲んだ時のように、自分がこれから体験する出来事に、少し酔っているだけだ。
「そう、ですか。もう少しで付きますので、それまで少し我慢してください。」
ああ、我慢するよ。君を、ここで（・・）てしまうのは惜しい。
あとで、いっぺんにやってしまうから。

遠くに見えてきた、あの子の居る日本を見て、えも言わぬ感覚が背中を駆け抜ける。
ああ、もうすぐだよ、シンジ君。
君を殺し、世界を殺す、その時が。

僕はその感覚を表情に出さないように、腕を力の限り握る。
口の端から流れ出る血を舌で舐めとり、僕はその黒い感情を少し表に出し、邪悪に笑みを浮かべた。

 

 

刻々と、運命の機転は迫っていた。
そう、どす黒い感情を背負い、ただ自分の欲望を実現させようとするものが、迫っていた。

 

少年の思いを継いだ少女達と、
幾百幾億の『死』を乗り越えてきたものが、ついに出会う。

 

 

 

The end. And restart　　　９話　神をカたる者（仮題