はい、どうも。
ようやっと、テストが終わりましたよ。
一週間は長かった・・・w
徹夜×2はきつかったなぁ・・・ww
まさか、二日続けて後は誰も想像してませんでしたよ。
まあ、そこまで理解度が高くなかった俺が悪いのでしょうが・・・w
そのテストの折、何故か友人と賭けをすることに。
向こうによると、俺に負けたらなにかリクエスト書いて、だそうで。
そして、そのリクエストが、エヴァではなく、まさかのコードギアスなるもの。
・・・名前はかろうじて聞いたことありますが、しかし、ねぇ・・・?
名前しか知らないでどうやって書けと?w
っていうか、学校違ってどうやって判断するんだ・・・?ww
まあ、そのあたりは適当に・・・
十中八九書かされることになると思うので、今から勉強しておくしかない、・・・のか?
あと、テスト終了記念、と言うことで、なんかリクエストを受け付けてみようかな、とか思っちゃったり。
まあ、そこまで閲覧者がいないこのブログですから、そんないらっしゃらないとは思いますが、
軽く自己満足みたいなものなので、別に~?とか思う人はスルーしちゃってくださいw
ジャンルは出来たらエヴァがいいですが、他ジャンルでも。
主にゼロとかひぐらし、最近二次で見だしたFate。他は更に応相談。
既に知っているならともかく、そのキャラの性格とか言動とか、理解してなきゃ書けないので・・・
先着1名様、web拍手で投稿してください。
あと、・・・そこまでのクオリティを求めないで下さいねw
というわけで、テスト終了記念でテンションが変に高かったわけですが、
これからもゆっくりと、エヴァのLAS中心に書き続けていこうと思ってるので、よろしくです。
次は、エンリスに取り掛かろうかと思ってます。
ではでは、今日はこの辺で。
LAS短編は下より。
「・・・・・・」
じーっと、その目の前に置かれたお椀になみなみと注がれた、味噌汁に目線を当て続けるアスカ。
・・・
「あの、アスカさん、食べないんですか・・・?」
いただきますの挨拶をし、とりあえず味噌汁から食べようとしている僕は、そんな様子に少し戸惑う。
いつもは挨拶なんて無視して勝手に食べ始めてるくせに、今日に限って何かあったんだろうか・・・?
そんな心境で繰り出した質問だったのだが、肝心のアスカさんはそのまま視線を味噌汁に固定したまま、返事をしてくれる気配はない。
「あの、アスカさん・・・?」
「・・・ねぇ、シンジ?」
「ん、どうかした?」
質問に質問で返されたが、アスカはそんなことは気にせず、こう僕に聞いてきた。
「ご飯と味噌汁。それに肉じゃが作るのって、結構難しい?」
「・・・は?」
確かに、今日は肉じゃがだけど・・・
いきなりなにを言い出すんだろう?
「アスカがそんなこと聞くなんて、珍しいね?」
「いや、やっぱり奥さんってのはさ、料理が出来るのが普通じゃない?
で、日本人の場合、奥さんが肉じゃが作るのって、なんか定番じゃない?」
「ん・・・まあ、そうだね。
なんとなく、家庭の味って感じがしてさ。
暖かみがあって、普段作らない人とか、あまりうまくない人のとかでもおいしく感じられるんだよね。」
「そうね。煮込み料理、だっけあれ?
まあいいや、とりあえず、煮込み料理は簡単で美味しいし、
というわけで、私もそれを覚えようと思うわけよ。」
「・・・へ?」
アスカの言葉に、素っ頓狂な声を上げる僕。
「へ、ってなによ。
ようするに、料理を教えてっていってるの。」
「・・・アスカが、僕に?」
「なによ。私が料理思えるってそんなに意外?」
まあ、正直に言えば驚いた。
今までそんな素振りすらみせなかったし、いつも料理は僕にまかせっきりだし。
そんな事を言い出すなんて、またいつもの気まぐれだろうか・・・
「いや、ちゃんと打算的な理由があってよ。」
「じゃあ、その打算的な理由ってなにさ。」
「それは・・・」
「それは・・・?」
「結婚して夫が会社の同僚連れてきた時、
料理のひとつでも覚えてないと、馬鹿にされるようでなんか嫌じゃない。」
「・・・・・・」
流石アスカだ。
「じゃあ、いっそのこと料理を覚えようとしないところがアスカらしいよ。」
「普段の料理はあんたがしてくれるでしょう?
結婚してからも大半そうなりそうだし、それなら覚えない方が楽じゃない。
でも、折角なら私もひとつくらいは日本料理も覚えよう、って話よ。」
アスカ曰く、ドイツ料理ならほぼ完璧にこなすことが出来るらしい。
「なら、早く言ってくれればいいのに。
そうしたら僕が毎日する必要もないのに・・・」
「私が日本食になれるのに苦労したように、アンタもドイツの料理なんて慣れるのに時間がかかってしょうがないでしょう?
なら、別に今のままでいいじゃない。アタシも最近はそっちの方が寧ろ気に入ってきたし。
それに、折角主夫がいるんだから、こっちは楽しないと損でしょう?」
あたりまだ、とでも言いたげにご飯を口に運びつつふんぞり返るアスカ。
「あ、まだ挨拶してないのに。」
いただきます、といって僕も食事を始める。
今日の出来は、・・・
「ん、よく出来てる。」
うん、と頷きながら肉じゃがの批評をする。
しょうゆとかも丁度いい具合だったし、今回のは自信があった。
「そうね、珍しくアタシの舌にもあってるし・・・
いっつも薄味なのにね?」
「アスカが濃い口すぎるんだよ。
僕からしたら充分味付けは出来てるんだから。
いっつもそうやって文句言われるから、今日はちょっと濃い目に味付けしたんだ。」
「へぇ・・・よく考えてるのねぇ・・・
あたしはただある程度美味しくて、食べれたらいいかな、ぐらいにしか思ってないし。
そんなに深く考えて作ったことなんてないわよ。」
感心したようにその肉じゃがをまじまじと見つつ、ひょいっと口へ運ぶ。
「ここに来てから始めた僕が言うのもなんだけど、料理は愛情だよ。
美味しく食べてもらいたい、って思う気持ちがないと上達はしないし、レパートリーも増えないしね。」
料理暦はまだ半年しかないが、それでも充分その意義は見出してるつもりだ。
他に誇れる部分もないため、ここぞとばかりにアスカに講義する。
「なるほどねぇ・・・
で、そんな目的じゃ料理もうまくならないよ、っていいたいわけ?」
「ん。そうだね。」
将来の為に料理を覚えるのはいいことだが、そんな打算的な理由で、
作ってあげたい人もいない料理を覚えても、あまり意味はない。
そう思って、僕はいったつもりだ。
しかし、アスカはこう返してきた。
「なら、問題無いわね。
将来も何も、未来の夫は目の前にいるじゃない。」
「へ?」
びっくりして、僕は赤い箸で白いご飯を口元へ運ぶアスカを見やる。
その表情に羞恥などはなく、当たり前だ、とでもいいたげにこっちを見てくる。
そんな様子に、僕はふっと笑い。
「・・・まあ、そうだね。
僕の料理が上達してるのも、アスカがいるおかげだから。」
「ん。」
アスカは満足そうに頷く。
「で、結局、私にその肉じゃがの作り方は教えてくれるわけ?」
「そうだね・・・アスカが別の料理も一緒に覚えてくれるなら、ね。」
「なに?たまには妻の料理も食べたいって?」
「そうだよ。自分の作った料理ばかりじゃ飽きちゃうだろう?」
「・・・わかったわよ。
未来の円満な家族生活の為に、しょうがなく、覚えてあげるわ。」
「ん。」
夫婦生活ではなく、子供のの事を含め家族、というところは、なんともアスカらしい。
僕は自然に笑みが浮かんだ。
僕らはその後も、他愛のない話に花を咲かせ、笑いあいながら食事を進めていった。
翌日からは、熱心にシンジから料理を教わっているアスカの様子が、ミサト宅では見られた。
そしていつしか、弁当の担当はアスカとなり、夕食は一緒に作るようになり。
二人はカップルというより夫婦といった方がいいような関係になり。
当たり前の如く、ミサトのいるスペースが徐々になくなっていったのは当然のことである。
シンジたちが20歳になった今、ミサトは別のマンションに移り住んでいる。
そして、そこが加持の家なのかどうかは、想像にお任せする。
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