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サイト「一日千秋」のブログです。雑記やweb拍手返信など。
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テスト期間真っ最中。そんな状況でCRエヴァ5の宣伝を見たわけですよ。
そしたら、今回のコンセプトはカヲルの4号機だとか。
確かに、盤面も4号機っぽいし、なるほど納得もする。
・・・しかし、自分の中の何かがあれは絶対にいかんと叫んでいますorz
どこかでいった気がしないでもないですが、私は極度のカヲル嫌いです。それはもう、あいつの顔を見るだけでも嫌なので、アニメ版は幾度見直すも、あいつが出る回はほとんどみてません。パチンコでも大当たり確定は嬉しいものの、どうせならべつの演出がよかったなぁ、と思うのがつねです。
それなのに、まさか、今回の主役キャラ扱いをされようとは…!!
別に、声優さんが嫌いなわけじゃないです。ただ単に、カヲルが嫌いなんです。
それに、4号機はお前のじゃないし・・・!!(それは違います
あれはきっと、アメリカ支部でS2機関のテストパイロットだった人の持ち物に違いないんだ・・・!

というわけで、とびに飛んでユニゾン、10話(仮)をお送りします(ぇ
何故って?それは…私が4号機パイロットだと信じて疑わないあの人が登場する予定の話だからです。
本当は、ってか普通は順番にアップするのが正しいし、こんなことするのは馬鹿だけだと思うのですがね。
どうしても、今回は許せなかったんだ…!!
というわけで、お話どうぞ。

※この話に新しく登場しているキャラはオリジナルではなく、れっきとした公式キャラです。
 自分なりに設定通りに書いているつもりですが、自分の思っているマリィじゃない!!とか、こんなの違う!!
 とかでてくる筈です。しかし、それは私なりに精一杯努力した結果ですので、そのあたりはご了承下さい。
※2 シンジの一人称が何故おかしいのかは、ユニゾンの話が3話から進んでいけばわかりますので、少々お待ち下さい。とりあえず、私がこの話で言いたかったのは、4号機のパイロットはこいつだぜ!!ということですので、このコンセプトをどうかご理解いただけると、幸いです。










「・・・・・・」
「どうかなさいましたか、博士」
「・・・今しがた、使徒接近中との報告を受けましたわ」
「・・・!!」
「場合によっては、私(わたくし)も打って出なければいけない可能性もありますし、エヴァの準備をお願いいたします」
「しかし、あなたは研究者です。戦う必要は無いかと。本部の方がどうにかいたします」
「・・・仇敵とはいえ、もし窮地に陥っていれば助けてやるのが道理。何が起こるかわからないのですから、常に準備はいたして置いてくださりませ。
 それに、私はネルフアメリカ支部の誇る、『チルドレン』ですことよ?
 怪我どころか、エヴァにも傷をつけずに帰ってきてみせますわ」
「・・・了解しました」
「よろしくお願いしますね」
金髪の女性はスタッフにそう告げると、口元をにやりと吊り上げる。
「さあて、久しぶりの会合と行きましょうか、惣流・アスカ・ラングレー」
その表情は実に楽しそうで、出撃準備の為にその白衣を躍らせ、その部屋を出て行った。

 

 

「わかってるわね、シンジ。
 アンタはあくまで後方支援。ぜっっっったいに、前に出てくるんじゃないわよ!?」
通信ウインドウ越しに血走った目を見せながら、アスカは僕に警告してくる。
ここはアンタではなく私が活躍する場なんだと、その目は語っている。
勿論、『私』も拒否する気はなく、
「わかったよ」
と返事する。
むやみに動くのは疲れるし、たとえ今の碇シンジの力をもってしても、一人でこの使徒を倒すのは不可能だ。
ここは大人しく支援に徹し、アスカさんの勇姿を見せてもらうとしよう。


「さあ、その目に私の姿を焼き付けなさい・・・!」
『私』がパレットライフルを撃ち始めると同時に地上に刺していたソニックグレイブを手にすると、日に当たり輝くその赤き装甲の弐号機は軽やかに飛び上がる。
自分と使徒との間にある距離を足のとられる水面ではなく、海から若干浮いたビルを蹴ることでぐんと接近していく。
500m程あった距離はあっという間に詰められ、上空に上がった弐号機はソニックグレイブを振りかぶると、
猛る気合と共に一閃。見事に第7使徒をコアごと真っ二つにする。
『ナーイス、アスカ!』
「ふふん、どう?戦いは、常に無駄なく美しくよ」
ミサトに褒められ、得意満面に言うアスカの表情ははつらつとしていて、今までみてきたアスカは嘘だったんじゃないかというほどだ。
その言葉どおりその戦いは素晴らしいもので、はじめてみたときは流石元祖チルドレンだな、と碇シンジは思ったものだが、
当の本人である惣流・アスカと同一化している今では、今まで訓練してきたことを繰り返し見ているようなもので。
「流石だね、アスカさん」
という、見事に心の篭っていない言葉しか出てこない。
「・・・何?自分でもできますって言う余裕か何か?
 え、そうなの。ええ?」
残念ながら実際できてしまうので、睨んでくるアスカには申し訳ないわけないが、実際に面向かって言うわけにもいくまい。
本音は心の中にしまっておくことにして、アスカには賛辞の言葉を並べてみる。
「・・・そんなことないよ。アスカの真似なんてとてもできそうにないよ」
「・・・そういうことにしておいてあげるわ」
疑いの目を向けながらも、とりあえず手柄は自分のものなので、安心しているようだ。
その様子は満面な笑みから窺い知ることができる。
しかし、たいそう喜んでらっしゃるアスカには大変申し訳ないことが、一つあった。
すっかり倒した気になっている使徒は突如として動き出し、それぞれ真っ二つにされた胴体から一体ずつに分裂。
つまるところ、合計二体になりこちらに襲いかかってくるわけだ。
「ハァ!?」
『な、なんていんちき!?」
それぞれ対峙してこちらに襲ってくる使徒。
今までに見ないトリッキーな攻撃方法をとってくる使徒に混乱しているアスカとミサトにまともな行動が取れるはずもなく、
はるか遠くまで投げ飛ばされ、N2爆雷を落として先頭終了、というのが今回の流れだろう。
適当にこっちも抵抗して、投げ飛ばされた方が、早期解決に繋がるに違いない。
そう思って、大人しく投げ飛ばされるまで大人しく待つことにした。
ああ、あれって頭から落ちるから首が痛くなるんだよなぁ・・・なんて、アスカは使徒に持ち上げられ投げられる寸前の弐号機をみつつ、
くだらないことを考えながら既に戦闘モードから脱しきっている、その時だった。

 


『オーッホッホッホ!!
 無様なことですわね、惣流・アスカ・ラングレー!!』


突如初号機と弐号機の間に影が差し、通信ウインドウがもう一つ開いた。
聞こえるはずの無い声が聞こえ、驚いて通信ウインドウの方を見て、初号機は空を見上げる。
太陽を背に真っ黒なシルエットが見え、それは人の形をしていおり、その姿はどんどんと大きくなり、こちらへと向かってくる。
その巨大な人影は弐号機の落下地点を変え、その手に持つ大きな斧を軽がると振り下ろした。
あまりの質量と速度に水面は裂け、弐号機を持ち上げていた使徒の両手を真っ二つにする。
その後すかさず後ろ蹴りをかまし、はるか遠くへと吹き飛ばす。
『な、な、な』
アスカはその口を大きく開け、驚きの様相を呈している。
が、件の人物はそれを気にも留めず、使徒の片割れの下へ走ってくる。
『ムラサキの!!』
ウインドウの中でそう叫ばれ、『私』は慌ててパレットライフルを射出。
その大きな人影、銀色の装甲を持ち、水面を飛ぶようにして掛けてくる白銀のエヴァは僅かにできた隙を見逃さず、胴を一閃し、真っ二つにした。
しかし、使徒は脅威の回復能力をみせ、あっという間に元の姿に戻る。が、今度は『私』が動き、その繋がったばかりの胴を掴み、はるか遠方へと投げる。
『カツラギ作戦部長!早くN2爆雷の要請をお願いいたします!』
『は、え、な、何?』
『だから、早く指揮権を委託してN2爆雷であの使徒を足止めします!!
 もたもたしていたら又使徒がこちらに来ますわよ!?』
『い、言われなくても!日向君、戦自に指揮権を委託、すぐにN2爆雷の投下準備をさせて頂戴。
 ・・・って、あなたは一体何者よ!?』
指示としては間違っておらず、今正にやろうとしていたことを先に言われ、動揺しているミサトはそう問いかける。
油断なく敵を見つめ、警戒を怠らない金髪にカチューシャをしたその少女は、知らないの?とでも言いたげな表情をし、
『私?私は』
アスカは指を刺しいまだに驚きの表情のまま。
『あ、あ、あ、あんたは!』
自分の中の『アスカ』にも検索を掛けた結果、見つかった名前。
14歳にして博士号を持ち、前史においては3号機のテストパイロットを務めてた。
尚且つ、惣流・アスカ・ラングレーにとって綾波レイに並ぶ、いや、それ以上の仇敵であるこの少女。
『お久しゅうございますわ、セカンドチルドレン。それに、カツラギ作戦部長を含めた本部の皆様。
 この度、本部に配属になりましたの。今度とも、良しなにお願いいたしますわね?』
アスカに勝るとも劣らない、その勝気な表情のまま、ニヤリという擬音が聞こえてきそうなほどの笑みを浮かべた少女の名前は。
『マリィ・ヴィンセンス!?』

 

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